折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと vol.163 「仕 事」

市長の専決処分となった3月の補正予算の中に、下水道特別会計で400万円、一般会計で2億2千万円の人件費が含まれています。
これは、3月11日の震災当日から年度末の3月31日までの時間外手当を見込んだ金額(年度中に予算を組まなければならなかったため見込み額となる)。下水道特別会計(対象職員11人)は一人当たり約36万円、一般会計(対象職員1,290人)は一人当たり約17万円の時間外手当になります。

震災当日から年度末までの20日間、市の職員がいかに忙しく働いていたのかを表している数字ですが、同時にこの数字は、職員が震災直後のさまざまな対応に「プロフェショナル」として従事したことを示しています。
震災対応は「困っている市民を助ける」という行政マンの究極の職務であり、彼らの仕事なのです。

「仕事」の語源をたどると、もともと単純に「すること」を意味していた言葉が「すべきこと」に変化し、「すべきこと」は「生きるために働くこと」であるため、職業やその内容を表すようになったそうです。たどり直せば、職業は、「為すべきことを果たす行い」ということになるでしょう。

震災の後、「仕事に励む」職員の姿に、たくさんの市民が「がんばっている」、「ありがたい」と温かい声を寄せていました。
多くの職員が、休みを返上して仕事に従事し、本当にがんばったと私も思いますが、厳しい見方をすればそれが仕事であるならば当然のこととも言えるでしょう。震災後から今日まで、被災地の各地で多くの方々が、自分の仕事に向き合い、懸命に「為すべきことを果たして」います。それと同じように立派なことではありますが、市民のみなさんの温かな言葉に、「仕事ですから」と返すような謙虚さを持ち続けてほしいと願っています。「ボランティア」で、復旧にあたり、互いに助け合った市民のみなさんこそ、力をあわせて「がんばってくださり」、本当の意味で「有り難い」ことだと…。

市民のみなさんや各地から集まってくださったボランティアに助けられ仕事をしたことを、職員はしっかり心に刻み、これから、復興という「仕事」で、それに報いていかなければなりません。

6月議会は、来月8日に招集されます。私も、期待を寄せてくださった市民のみなさんに応えるため、市議会議員として「為すべきこと」を果たしてまいりたいと思います。

専決処分

5月18日の臨時議会では、震災に絡み、市が3月の年度末までに支出した(と見込まれる)平成22年度分の補正予算と、2月議会で成立した23年度予算の補正議案(一般会計、下水道特別会計、墓地公園事業特別会計)が提出されました。

「議案」と言っても、この臨時議会に出された案は「専決処分」に対する承認を求めるもの。「専決処分」とは、 本来は議会の議決が必要な案件でも、緊急の場合などに首長が議会に諮らず自ら決めることができる制度です。これを行った場合、次の議会で議員の承認を求めなければなりませんが、すでにその議案は成立しており、議会では市長の決定を承認するかしないかの審議になります。

専決処分した補正予算の総額は、約64億1000万円。22年度の一般会計予算が15億6000万円、下水道特別会計が4億6000万円の計20億円。23年度では、一般会計予算が33億円、下水道特別会計が10億8000万円、墓地公園特別会計450万円の計44億1000万円。

「大震災」という緊急時に、市民生活を守るために新たな予算が必要だったことは理解できますので、その使い道や金額の決め方について質疑をしたうえで、専決を承認しました。いずれ、この緊急予算が決算案となって、再度議会にあがって来ます。その時に、こうした緊急時の予算のあり方を精査したいと考えています。

総額は、約64億1000万円。この金額は「仮復旧」に使われた予算がほとんどで、本格的な復興に向けた予算組はこれから。6月議会で、再度補正が組まれることになると思います。復興に予算がかかるのは仕方がありませんが、財源は限られており、起債も相当額になると見込まれます。こういう時だからこそ、意味あるお金の使い方をしていかなければなりません。

復興の理念や復興計画に市民の声をどう盛り込んでいくかなど市の意識と、復興計画の概要などを中心に、意見をぶつけたいと思います。

臨時議会開催・議会構成決まる

5月18日、改選後初の議会となる臨時議会が開催され、常任委員会・会派などの議員構成が決まりました。

正副議長、常任委員会は、議員の投票で決められます。と、言っても、会派同士で事前に話し合われているため、無会派ですと、希望が叶えられない場合が多いのですが、今回私は、希望通り復興に深く関わる「都市経済常任委員会」の所属になることができました。

都市経済常任委員会は、市民経済部、都市環境部、都市整備部の所管に関する事業などを審議します。市は、震災後の街づくりをどう考えているのか、委員としてしっかりチェックして行きたいと思います。


正副議長及び委員会構成

◆議長 辻田明
◆副議長 西山幸男

◆総務常任委員会
 委員長 宝新
 副委員長 宮坂奈緒
 委員 秋葉要、元木美奈子、西山幸男、岡本善徳、岡野純子

◆教育民生常任委員会
 委員長 醍醐誠一
 副委員長 中村理香子
 委員 辻田明、広瀬明子、長谷川清司、水野実、柳毅一郎

◆都市経済常任委員会
 委員長 深作勇
 副委員長 西川嘉純
 委員 折本ひとみ、末益隆志、美勢麻里、田村耕作、芦田由江

◆議会運営委員会
 委員長 秋葉要
 副委員長 末益隆志
 委員 深作勇、元木美奈子、醍醐誠一、折本ひとみ、西川嘉純、芦田由江、柳毅一郎

◆千葉県後期高齢者医療広域連合議会議員
 辻田明