折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

第三回 議会活性化特別委員会

先日この記事(→「「議会活性化特別委員会」)でご報告しましたが、先の6月議会で「議会活性化特別委員会」が設置され、本日の第三回委員会が開かれました。

今回の委員会では、
(1) 一般質問のあり方について
(2) 予算・決算の審査のあり方について
以上のふたつの事項について話し合いを行いました。

一般質問のあり方について、傍聴された経験のある方なら、改善の必要性を感じていらっしゃることと思います。とにもかくにもわかりにくいのです。現在、浦安市議会の一般質問には、「一人の持ち時間40分。質問回数は5回まで」という制約があります。そのため質問者は、1回ごとに、何件かの件名に応じた質問をまとめて聞き、それに対し当局がまとめて答弁を返してくるという形式で進められています。当局の答弁はほとんどの場合、担当部局ごとに返ってくるため、質問順に答えが返ってこないケースも多く、どの質問に対する答弁なのか、整理して理解するのが非常に大変です。議員になった当初は、質問している当人である私自身も、混乱してしまいました。

ましてや、傍聴席で資料もなく、質問のかたまりと答弁のかたまりをほどいて理解するのは困難極まりないことです。

そこで、私たちの会派・明日のうらやすは、現在のやり方に加え、「一問一答方式」を併用することを主張しました。「一問一答」を取り入れることは、「一般質問をわかりやすくする」という点で非常に効果的だと考えています。

しかし、「一問一答」を取り入れることは、委員会の同意を得たものの、併せて時間制限も変更になってしまいました。質問と答弁と両方あわせて「一時間」という制限がつけられたのです。私たちの会派は、「40分の質疑時間を確保し、質問回数を撤廃することで一問一答が併用できる」ことを強く主張しましたが、9人の委員の内、7人までもが「一時間」制限に賛成、という結果でした。

今までは、40分の質問時間が確保されていました。質問と答弁との往復で一時間となると、答弁時間如何で質問に割ける時間が変わってくるわけですから、質問の組み立てにも非常に影響します。答弁が長々と続けば、用意していた質問をすべて終えることなく、タイムアウトになることを議会自ら選択してしまったのです。
更に、決算認定委員会の質疑にも、一般質問と同様の制限がかけられることとなりました。

これはいったいどうしたことでしょうか。
この委員会は、議会を「活性化」するための委員会です。議員の権利に制限をかけていくことが活性化なのでしょうか。議会改革とは程遠い、後退の道を歩んでいるとしか思えません。

今回も、この議会活性化特別委員会にたくさんの市民の方の傍聴がありました。全国的な議会改革の流れを背景に、浦安市議会にもその機運が現れたことに期待して、この委員会に関心が寄せられているのです。

しかし、議会改革どころか、活性化に向けた道すら、遥かに遠いと言わざるを得ないことに憤りを感じたのは私だけではないと思います。
何のための委員会なのか、そして何のための市議会なのか、もう一度真摯に見直す必要があるのではないかと、強く感じています。

【さぁいっしょに!新聞ダウンロード】第32号

2009年7月発行(1.1MB)
6月議会報告を両面に掲載しています。
21年度予算では、法人市民税が昨年度より25.7%の大幅減となると見込まれています。この収入未済額縮減への取り組みについての質疑詳細と、同じく6月議会にて質問したシルバー人材センターの拡充策などの「高齢者の就労について」と、学校教育支援システムとこどもの成長記録提供システムを中心とした「教育について(IT活用)」をまとめました。
2面には、応援隊イベントの、秋の川越ツアーへのお誘いを掲載しています。


画像をクリックするとダウンロードしていただけます。


★ご覧になるには、Adobe Readerのプラグインが必要です。こちらから無償ダウンロードできます。

駅立ち開始

議会報告「さぁ、いっしょに!新聞32号」が刷り上がり、今日から駅立ちを開始しました。今回の新聞のトップは、「収入未済額約49億円」。先の議会の一般質問で、財源確保の上でも負担の公平性の上でも、より一層の徴収努力をと要望しました。未収金は、市の債権であり、間接的ではあっても、市民の方々が払わない方たちに貸しているお金ということになります。こうした情報を開示・共有していくことは、非常に重要だと考え、トップに掲載しました。

新聞はいつもどおり、私が駅で配るほか、ポスティング部隊のみなさんのお力を借りて、ポストへお届けします。秋の応援隊イベントのお知らせも掲載していますので、ぜひご一読いただければ幸いです。


【お詫びと訂正】
 新聞32号の2面の見出しが、「3月議会報告」となっています。
 正しくは、「6月議会報告」です。お詫びして訂正いたします。

議会活性化特別委員会

6月議会の最終日に、議会活性化特別委員会が設置され、本日第二回目の委員会が開かれました。

前回の、第一回委員会では正副委員長を決定し、本日の第二回委員会では、「調査検討事項とその優先順位について」、「今後の委員会の進め方について」話し合いました。

「調査検討事項とその優先順位」に関しては、
私たちの会派・明日のうらやすとしては

・一般質問の一問一答方式について
・陳情・請願の取扱について
・傍聴に関することについて
の3件を調査検討事項として挙げました。
そして、優先順位としては、「すぐにでも出来るところから手をつける」という考え方のもと、傍聴人への資料提供など、「傍聴に関すること」を最優先とすることを主張しました。

が、結局、他会派の意見で「一般質問」と「予算決算特別委員会に関して」を優先することが決定しました。

今日のこの議会活性化特別委員会には、たくさんの市民の方の傍聴がありました。というのも、6月議会に議会運営に関して4件の請願が出されたのですが、議会改革に関しては「まさに議会として特別委員会を作って取り掛かろうとしている矢先だから」という理由で、これらの請願が賛成少数で採択されなかったという経緯があります(明日のうらやすは賛成)。ですから、市民の方々は、この議会活性化特別委員会に、関心と期待を寄せられているのです。

委員会の途中、「予算の伴うものは陳情・請願できないということを市民にわからせるのも議員の務めだ」などと主張する議員もあり、「陳情や請願の取扱」考え方の相違で紛糾する場面もあり、前途多難な感もありますが、本当の意味での「活性化」に向け議論が尽くされることを目指して、今後もぶれずに市民目線で、主張を続けたいと思います。

小江戸川越視察

蔵造りの街並みを保存復元し、さびれた商店街を首都圏有数の観光地として復興させた成功事例、小江戸川越に行ってきました。

同じく首都圏有数の観光スポットである浦安と小江戸川越は、昨年から直行の路線バス(東京ベイシティバスと東武高速バス)で結ばれています。今回の視察は、そのバスの試乗という目的もかねています。

日曜日のバスは混雑するのでは、と心配しながら、市内発着地のひとつである美浜東団地バス停に。どうやらその心配は無用でした。9時30分発の直通バスは、がらがらの貸し切り状態で、路線存続に一抹の不安を覚えながら、一路小江戸川越へ。一時間半ほどで、川越「札の辻」バス停に到着しました。

降り立ったところから、蔵造りの街並みで有名な一番街が始まっています(写真上)。日曜日ということもあって通りには、結構な賑わいがあり、また、暑さも手伝って、蔵造りの二階を利用して作られたレストランや喫茶店なども繁盛していました。

この蔵の街並みを少し歩くと、左手に小江戸川越のシンボル「時の鐘」が見えてきます(写真中央)。これは江戸時代に作られたものですが、今でも1日4回鐘をついて、時を知らせています。私は、近くの古い豆腐屋さんでおぼろ豆腐をほおばりながら、正午の鐘を聞きましたが、江戸の昔にも、同じようにこの音を聞いた人がいたかと思うと、感慨深いものがあります。

この蔵造りの街並みは、明治26年の大火をきっかけに、川越商人たちの「同じ惨事を繰り返さない」という強い意志で、形作られたそうです。黒く重厚な扉やレンガや石を使った分厚い壁の蔵は、大火のあとにも焼け残ることが多く、復興の際に防火建築物として採用されたのだとか。

一番街には、そんな蔵の街のなりたちや、建物の構造がわかる蔵造り資料館(写真下)や、服部民族資料館をはじめ、実に多種多様、また多彩な商店が立ち並んでいます。
骨董屋さんに刃物屋さん、鉄製品だけを扱っているお店や、漬物屋さん、豆屋さん、お土産物屋さん、飲食店などなど、暖簾を連ねているお店を見て回るだけで、楽しい一日を過ごすことができます。

余談ですが、この街並みの中の陶器屋さんは、NHK朝の連続テレビ小説「つばさ」のヒロインの家「甘玉堂」として使われたのだそうです。

「蔵の街」を楽しんだ後は、「菓子屋横丁」へ。
たくさんの菓子屋・駄菓子屋が軒を連ねている菓子屋横丁には、甘い香りが漂い、昭和30年代の懐かしい雰囲気に浸ってしまいます。

「蔵の街」にしても「菓子屋横丁」にしても、歴史的資源の活用によって、商店街活性化の街づくりコンセプトを明確にし、改修にも新築にも(蔵造りの街並みにあるクロネコヤマトも景観にあわせた店作りでした)縛りをかけ、街全体でその資源を活用・成長させてきました。そうして形成された小江戸の町の雰囲気が集客につながっているわけです。

規模は違うとはいえ、浦安の商店街活性化にも、こうした手法を取り入れられないものかとの思いを強くしました。

商店街の視察のあと、帰りのバスまで残り2時間は、一日フリー乗車券を購入して、小江戸名所めぐりバスに乗車してみました。このバスは観光案内付き(テープ)。一日何回でも乗り降り自由なので、喜多院や仙波東照宮、成田山、市立博物館・美術館、本丸御殿氷川神社など数ある観光スポットを時間の許す限り楽しむことができます。

川越も浦安も同じ「首都圏の観光地」とはいえ、前者は街全体を視野に置いた観光施策に力を入れており、後者はたまたまそこにある観光スポットの人気にぶらさがっているに過ぎない。行政の姿勢の違いも強く感じた視察になりました。

私の視察の話を聞いて、応援隊が次のイベントで行きましょう!と企画してくれることになりました。詳細は、新聞や、このブログの応援隊イベントコーナーでお知らせします。