折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

回覧板にため息

写真は、今日回ってきた回覧板です。

1枚目:「引ったくり被害急増!」
2枚目:「自転車おりたら2ロック」
3枚目:「オレオレ詐欺に注意!!」

なんという世の中なのだろう…と、暗澹たる思いがします。

先日、この記事(→今週のことばVol.137「追儺」)にも書きましたが、犯罪認知数と失業率は、相関する傾向にあり、警視庁も犯罪白書(18年度)の中で「認知件数や失業率の推移を見ると,不況の影響による失業率の上昇が一般刑法犯の認知件数の大部分を占める財産犯を増加させるなどの影響を与え,同様に,失業率の低下が,犯罪を減少させる方向で影響を与えたものとうかがうことができる。
 失業率の推移が財産犯の増減に影響を与えている蓋然性はかなり高いとの指摘もあり,これを前提とすれば,犯罪を犯した者等,特定の対象者に対する就労支援等の雇用対策は,犯罪抑止のための有効な施策の一つであるということができよう」と分析しています。

一方で、総務省が1月30日に発表した昨年12月の有効求人倍率は、前月を0.04ポイント下回る0.72倍。正社員に限定すると、0.47倍と、求職者の2人に1人が、職につけない状況です。
更に年明けから、自動車業界のみならず、製造業やIT系まで、大手企業が続々と大幅な人員削減を発表。今後失業率が、悪化することは必至です。

雇用対策を急ぐことはもちろんのこと、経済的な困窮で、犯罪を犯すほど、人を追い詰めない社会のセーフティーネットの整備が必要だと思います。