折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

良いお年をお迎えください。

「気付かなかった」ことにした箇所はあるものの大掃除も終わり、先日魚市場の生花店で、大大大サービスをしていただいたお正月のお花を飾って、新年を迎える準備が整いました。

昨年4月、皆さまのお力で戻していただいた市議会。二年目となった今年は、浦安市政への不信を更に多く感じた1年になりました。市は、市民に何かを「してあげる」存在ではありません。そしてまた、市民は、市からなにかを「してもらう」存在でもないのです。これは国においても同じことだと思います。私たち市民・国民から集めたものを、将来も視野に置いた公共の利益にのっとって、公正に無駄なく分配することこそ、政がなすべきこと。それは、選挙に勝つためのばらまきとは、全く違うものであるはずです。
日本の政治は、いつからこんなにゆがんでしまったのか…。思いを巡らせることもなにかと多い1年だったように思えます。

私もその中でもがきつつ、前へ前へと前進していかなければならないと、改めて己に誓った年になりました。

今年一年ポスティングなどで活動を支えてくださった皆さまをはじめ、街角やメール、お電話などで、ご意見や相談、励ましをくださった皆さま、出会った方々に感謝しつつ、2008年を送りたいと思います。

今年も1年ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末のお買物

「魚市場に行ってみたいけれど、行ったことがないんです」
秋の応援隊イベント「しおかぜ緑道ぶらり旅」で、貝むきを見学したときに、参加者の方からもれた一言。「ならば、年末にいっしょに行きましょう!」ということになり、今日「魚市場年末お買物ツアー」を実施しました。

今日の魚市場は、いつもと比べて一般の買い物客で大賑わい(それでも例年よりだいぶ少ないということですが…)。いっしょに行かれた方も、お買い物や新鮮なお刺身定食の朝ごはんを楽しんでいただけたようです。

鯛、イクラ、海老、酢だこ、数の子、紅白かまぼこ、新巻鮭、お雑煮やナマス、お煮しめ用の野菜などなど、お正月の食材がずらりと並ぶ市場は、まさに年の瀬の活気でいっぱいでした。

魚市場は、31日まで営業。営業時間も17時ころまで延長するそうです。

今週のひとこと Vol.136 「ねじれ」

ハローワークの一階は、仕事をさがす人の求職エリア。二階は働いてくれる人を求める求人エリアです。
夕方5時半を過ぎても、一階の求人情報コーナーにはパソコンにむかっている人が何人もいます。今年は26日の今日が御用納めとなり、来年は5日から仕事始めとなるので、年内に仕事を見つけたいという必死の思いなのでしょう。
一方、二階はといえば、私が訪れた時も職員さんのみ。滞在した1時間以上のあいだも、訪れる人はなく、閑古鳥でした。

本日の厚生労働省が発表した2つの数字。
「3.9%」
「85,000人」

まず「3.9%」は11月の完全失業率。
「勤め先の都合」による失業者が増えたことなどから、10月より0.2%悪化。
11月の就業者数は、2007年11月に比べ42万人の減少となり、完全失業者数は10万人増加の256万人となりました。失業の理由では、「勤め先の都合」が6万人増加し、目立って増えています。また11月の有効求人倍率も、10カ月連続で悪化しているということです。

次に「85000人」。
この数字は、今年10月から来年3月までに職を失ったか、失うことが決まっている非正規労働者の数です。
前回11月の調査時点では約3万人だったものが、わずか3週間余りで2.8倍に急増したことになります。
期間満了後に契約が更新されない「雇い止め」や、契約期間が残っているのに契約が打ち切られる中途解除によって来年3月までに職を失うのは、派遣労働者が5万7,300人で全体の67.4%。期間従業員などの契約社員は1万5,737人、請負労働者は7,938人で、パートやアルバイトなども含めると計85,000人になります。このうち、年内に失職するのは5万2,634人。再就職先が見つかった人は、企業が動向を把握していた1万7,000人余のうちの1割強にとどまり、住む場所を失った人が少なくとも21,000人余に上ることもわかりました。
 

職のない、あるいは職を失うばかりか住む所までなくなる人が莫大な数いる一方で、医師や看護師、介護など福祉の現場で働くマンパワーの不足は深刻で、大きな社会問題となっています。

この大きなねじれは、人的資源、特に若年労働力の質の向上といったことに力を注いで来なかった付けも一因ではないでしょうか。
言い換えれば、次世代を担う子どもの教育に失敗したということです。
日本の社会は、戦後の高度成長期から、「少しでもてっとり早く、少しでも多くの富を手にしよう」と突っ走ってきました。楽をしてお金を稼げる方法を探して、それができた人を褒めたたえる。結果、天下りの横行や、ネットで株転がし、人を騙してまでもお金を稼ごうとする振り込め詐欺の蔓延にまで繋がっていると思うのです。

こうした状況を打開するためには、道徳観や価値観、そしてもっと具体的に労働観を確立させるための素質をはぐくむ教育を行う必要があります。
しかし、この人的資源の向上は、一朝一夕に計れるものではありません。

今回の失業者対策として、改善は難しいだろうといった見解が大勢ですが、補正予算による対応を政府は打ち出しています。すぐに打てる手を用意するのも大事ですが、同時に、長期的な展望に立った取組みにも早急に着手することが求められていると思います。

振り込め詐欺

猛威を振るっていた振り込め詐欺も、年も押し迫ってやっと被害件数が下降してきたそうです。

昨日、学生時代の友人6人との忘年会での席のこと。
3人が振り込め詐欺の電話を受けてました。6人中3人、実に50%の確率です。
1人は、高額医療費の還付方法が変わったという電話、1人は、息子が交通事故を起こしてしまったという電話、もう一人は、キャッシュカード詐欺グループを捕まえたら被害者リストに名前が載っていたので調べたいという千葉県警を騙る者からの電話…。振り込め詐欺の手口が、多様化・巧妙化していることが伺えます。

2007年の年間被害総額は、約255億円。2003年に、当初「オレオレ詐欺」と呼ばれていた、親子・親類の名を騙り、振り込ませる詐欺が発覚してから加算すると、被害総額の累計は、実に1000億円にもなるそうです。

知恵を絞ってさまざまに手口を変え、騙される人に出会うまで電話をかけ続けている振り込め詐欺。犯行には、たくさんの若者が関わっているともいわれています。その労力を、人を騙すことではなく、より生産的なこと、より社会的なことに使おうとは思わないのか…。振り込め詐欺団の横行に、日本の教育の結果がかいま見えるような気がします。

トヨタショック


トヨタ自動車は22日、2009年3月期の連結業績(米国会計基準)の予想を下方修正しました。営業損益は1500億円の赤字になる見通しで、営業損益段階での赤字はデータが残る1941年月期以来、初めてという事態です。前期、過去最高となる2兆2000億円超の利益を上げたものの、世界的な販売不振と急激な円高が直撃。昨年比で2兆円を上回る営業損益の悪化となります。トヨタは、純損益では利益を確保できるとの見通しを示しながらも、その額を当初の5500億円から500億円に大幅に下方修正し、同期売上高についても、前回予想の23兆円から引き下げ、21兆5000億円に修正しています。

このトヨタの営業損益悪化による豊田市の来年度予算への影響が深刻視されています。

豊田市は、「トヨタの城下町」ともいわれており、トヨタ・ショックの影響で、法人市民税は、昨年度より9割減になるとの見通しを発表しています。金額にして実に400億円の減収で、今年度内に支払わなければならない還付金も150億円になるというたいへんな状況に陥っています。

鈴木公平市長は08年12月8日の市議会本会議で、「このような財政上の急変は、私の知りうる限り、未曽有の事態。全庁をあげて対処しなければならない」と発言。単年度で整備する予定だった道路の整備期間を延ばしたり、ハコモノの着工時期をずらしたりする方法を検討しているそうですが、経常経費を削減するのはなかなか難しいということです。

「こりゃすごい」。
今年7月の議会運営委員会視察の折り、豊田市の議会棟を視察したときに発せられた委員たちの第一声です。本当に驚くばかりのスケールに圧倒されたのが思い出されます(→そのときの記事)。

目を、我が浦安市にむければ、111億円もの事業規模の新庁舎建設計画がどんどん進んでいます。大きな箱物をつくってしまえば、初期投資はもちろんのこと、維持管理費もその箱に見合った額でかかってきます。そして、その予算は、その「箱」があるかぎりかかり続けるのです。

トヨタの発展と共に、ハコモノも経営規模も拡大してきた豊田市。同じ轍を踏まないように、浦安の誤った「金持ち意識」を真剣に見直さなければならないと思います。