折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

音楽の力

梅雨の晴れ間のお昼下がり、明海小学校と高洲小学校で、「がんばろう浦安コンサート」が開催されました。

浦安市在住の早稲田グリークラブのOBが、被災した小学校の子どもたちのために企画したものです。
「You are my sunshine」、「線路は続くよどこまでも」、「千の風になって」などを披露。
パートの紹介もしたり、こどもたちと全員で、お馴染の「さんぽ」を歌ったりしました。
「となりのトトロ」のテーマソング「さんぽ」は、歌っていくうちに曲調がだんだん元気になりますね。2番3番と盛り上がり、ラストは全員の声が大合唱となって、体育館に鳴り響きました。

コンサートの最後は1970年代のフォークソングの10曲メドレー!
チューリップ、かぐや姫、ビリーバンバンなどなど、こどもたちにはあまり馴染みのない曲でしたが、後ろで聴いていた保護者の方や、先生、そして誰より私が癒されました。

遡って、5月22日には、文化会館で浦安シティオーケストラの「がんばろう浦安コンサート」もありました。
こちらは、楽器の演奏なので、練習場所がなく、また、文化会館が災害復旧本部になっていたため、開催自体が危ぶまれていたそうです。

パートの練習も2、3回しかあわせることができなかったということでしたが、そんなことは全く感じさせない完成度でした。

演目は、「メリーウィドウ」、「カルメン」、「椿姫」、「ボエーム」、「アルルの女」、ベートーベン交響曲第7番、第1、第4楽章 など、ポピュラーなクラッシックが中心。そして、今回は、「がんばれ浦安」ということで、浦安シティオーケストラに関係したプロのソリストが、7人も応援に駆けつけての演奏会だったのです。
歌手の方々の声も素晴らしく、最後は「ふるさと」を、会場を巻き込んでの熱唱で締めくくりました。

こどももOKということで、会場には親子連れが多く、赤ちゃん連れもちらほらみられましたが、小さなころにこんな素晴らしい生の演奏に触れられる機会はあまりなく(しかも無料での開催)、たくさんのこどもたちの心に、音楽が持つ力の本当の意味が印象付けられたと思います。

震災から、3か月。今、被災地の各地でこうした、心の復興に向けたイベントが、大なり小なり多数行われています。
開催する側も、好きな音楽を通じての支援活動に心も入り、また、発表するという目標を持つことで練習にも集中しでき、自分たちが元気になるでしょう。また、それを観たり聴いたりする側の人を癒したり、力づけたりすることができた体験は、今後の活動の大きな財産になると思います。

被災者支援には、さまざまなかたちがあります。なんでもいいから、自分にできることをやってみよう、という姿勢が大事だと、2つのコンサートの出演者が教えてくれていたような気がします。

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