折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

議会運営委員会視察

議会運営委員会の視察に行かせていただきました。

今回の視察先は、岡山県井原市と山口県岩国市。市庁舎建設において、議会棟部分をどうするか、その調査・研究が主な目的です。

 視察初日は岡山県井原市。井原市は私の郷里福山市の東隣りに位置します(井原市は岡山県、福山市は広島県ではありますが)。井原市までは、岡山駅から井原線に乗りました。写真は、備中呉妹駅付近の車窓からの風景。私の育った環境が、どのくらいの田舎なのか、おわかりいただけると思います(笑)。

さて井原市視察です。
人口約46,000人、一般会計約180億円(19年度予算)の井原市が、人口も予算規模もかなり異なる我が市の参考となりうるのかと、実は私、最初かなり懐疑的に臨んだのです。ところが、平成15年完成までの5年間庁舎建設を担当した職員さんの話は、私の懸念を完全に払拭して余りあるものがありました。
当方の委員達の質問に、ユーモアもまじえながら率直にお答えいただき、議会施設も細かく見せてくださいました。
私が一番聞きたかったのは、庁舎建設という所謂「公の箱物づくり」の考え方です。

 井原市は、公共施設整備基金として40数億円を積み立てていましたが、当時の首長が、他の公共施設整備も考慮し、「庁舎建設は30億円内で」ということに決めたのだそうです。実はその裏には、平成10年度ぐらいまでは、建設費50億程度といった庁内での考え方もあったようですが、岡山市に10,000㎡(庁舎計画規模と同程度)の民間ホテルが26億円で建設された事例を参考に計画の大幅見直しをした、といった経緯もあります。

「折り合いをつけるのはやっぱりこれですよ」 
庁舎規模の最終決定はどのようにしたのかとの質問に、職員さんはご自分の右親指と人指し指で丸をつくってみせました。
「お金です。結局は、お父さんの稼ぎでしょう。子ども部屋も欲しい、書斎も欲しいって言ったって、あれもこれもできるわけじゃありませんよ」
「起債をしないんだから、地方債査定基準は実質関係ないし、規模の根拠の説明をしろといわれても、全く理論武装はしていません」と言いながら、理論武装以上の説得力がありました。

地方債算定基準の18,337平米から約9,000平米を上回る規模の計画を進めようとしている浦安市。民間感覚を取り入れるとはどういうことなのか。こうした他市の姿勢から学び取っていただきたいものです。



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