折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

甲子園


ここは私にとって生まれてはじめての甲子園球場。
もちろん応援に来たのですが。

二週間ほど前、卒園児さんのお母様からとてもうれしいお電話をいただきました。
「息子が甲子園に出るんです。ぜひ応援してやってください!」

高校の入学式の写真もいただいており、寮生活を送りながら野球を頑張っていることは知っていました。
それが、スタメンで甲子園に出るなんて。
ほんとうに飛び上るほどの感激でした。

迷わず新幹線のチケットを買いに走り、
一回戦の今日、東京駅6時発の「のぞみ一号」に飛び乗ったわけです。

写真は関東一高の攻撃中。
バッターボックスで構えているのはショート・吉江君。

テレビで見るのとは違って、応援スタンドからは表情もなにも全くわかりませんが、
今ピッチャーから投げられる一球に集中してたたかっている様子はしっかり伝わってきます。

将一君が、こんなに頑張っている。
卒園児さんの活躍を今この目で見て応援ができる、その喜びを噛みしめずには居られませんでした。


第84回選抜高校野球。
開会式での石巻工・阿部翔人主将の選手宣誓は、被災して一年たった今もなお悲しみや苦しみの中にいる人たちばかりでなく、たくさんの人々に感動を与えました。
私は、選手宣誓が出場校の主将たちによる抽選で決まる、ということを今回はじめて知りました。
阿部主将は、宣誓のくじを当てた時に「運命を感じた」と語ったそうです。


「東日本大震災から1年、日本は復興の真っ最中です。被災をされた方々の中には、苦しくて、心の整理がつかず、今も当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、悲しみにくれている方がたくさんいます。人は誰でも、答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。
しかし、日本がひとつになり、その苦難を乗り越えることができれば、その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。見せましょう、日本の底力、絆を。
我々、高校球児ができること、それは、全力で戦いぬき、最後まであきらめないことです。今、野球ができることに感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。」


この宣誓にどれだけたくさんの人が涙し、そして勇気づけられたことでしょう。
ある日突然、大切な人を失い、家や財産をなくした方々の悲しみや喪失感は慮りようもありません。しかし、高校球児の頑張りがどれぐらい痛みを和らげる力をもっているかもまた計り知れないのです。

私も今回卒園児さんの頑張る姿にどれだけ元気をもらったことか。
そのことに感謝しながら帰りの新幹線に飛び乗ったのでした。

ありがとう。
そして、二回戦も、その次も、またその次も決してあきらめることなく頑張って。
心から応援しています。










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