折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

無駄遣い

朝刊の一面に「地価上昇地点ゼロ」の見出し。二面には、月例経済報告で景気の基調判断を2か月連続で下方修正したという記事。どんどん厳しい状況に陥っていく日本の経済に先行きの不安を感じながら社説を読めば、会計検査院が指摘した2007年度の無駄遣いは981件、1253億円と過去最悪であることを取り上げています。その内容たるや「12の都道府県が国の補助金を裏金にして不正使用したこと」や、「税金や保険料の徴収漏れ」、「予算や補助金の無駄遣い」、「資産の不適切な計上」などなど、多種にわたる無駄遣いが検査院により判明したというのです。
さらに、2006年に比べて、件数は倍増、金額は4倍にものぼるそうです。そしてこれらが行政の無駄のうち「氷山の一角」にすぎないとも指摘しています。

2006年といえば、政府が骨太の方針で社会保障費を5年間で1.1兆円削減すると決めた年です。あれから2年、国民がいやおうも成しに「痛み」を押し付けられている一方で、税の無駄遣いは4倍に膨れ上がっているこの現実。今後ますます進展する高齢化社会に向けて、社会保障費を確保するには、消費税増税がいつの間にやら前提となってしまっています。いつ増税か、何パーセントか、そんな具体的な検討まではじまっています。

まず、税の無駄を徹底して排除しなければ、負担増に対する国民の理解が得られるはずはありません。毎年のように検査院から指摘を受けている無駄遣い。この体質の根本的な改善からはじめるべきではないでしょうか。

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