折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

活性化

10月30日と11月2日の2日間にわたって、決算認定委員会がありました。
初日は都市環境部と都市整備部の所管を、二日目は市民経済部所管を審査しました。

今回の決算認定から時間制限が取り入れられ、委員一人の持ち時間は質疑と答弁を合わせて60分となっています。今までの経験からすると、答弁まで含めて60分など至難の業は自明の理。ある程度は、事前にヒアリングすることができますが、答弁を聞いてさらに疑問が深まることや新たな疑問が湧くこともあり、[質疑→答弁→疑義を正す]という繰り返しが、これまでの委員会では、できていました。
しかし、今回は、答弁もあわせて60分しかありません。早口・汗だくで頑張っても、結果はやはり時間切れ。予定していた質疑事項を網羅することは不可能でした。

決算認定委員会での質疑時間の制限は、「議会活性化」という御旗の下に決定したものです。かつて、「夜中までの委員会」ということもあったため、一部の委員による長時間質疑を避け、質疑時間の公平さを担保するという建前で、私たちの会派「明日のうらやす」など、60分制限に反対する議員を押し切って、議会活性化委員会でその導入が決まってしまいました。

もともと、質疑をしない委員や簡単に質疑を終える議員もいるため、真夜中までの委員会になることは、滅多になかったのです。今回もやはり質疑なしの委員や60分に満たないうちに質疑を終える委員もあって、結果として、二日とも4時前に委員会が終了しました。午前10時にはじまり定時の5時まで、一時間以上残すことになったのです。市のお金の使い方をチェックする大切な決算審議をこんなにあっさり終えていいのでしょうか。

これを予算審議にも導入しようという動きもあります。疑義を正すことが議員の仕事であるにもかかわらず、活性化と称した時間短縮によってその職務が遂行出来ない状況です。

「活性化」とは、本来、内部・外部の刺激を受け、組織がその活動を活発にすること。議会に課せられた責任を、これまで以上に果たすことを目的に、議会活性化委員会が設置されたはずなのです。「議会の責任」というものの捉え方の違いを感じます。

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