折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

正福寺 お会式


そういえば、こんな風にお坊さんの話しを聞いて、こんな風に手を合わせて座っていた記憶があります。遥か昔のことです。祖母に手を引かれて行ったお寺の本堂の懐かしい思い出が、突然霧の中から現れた感じがしました。

お会式の正福寺で法話を聞いていたときのことです。

お会式とは、日蓮聖人の忌日10月13日に行う法会の儀式で、今年は、727回目の法事になるということです。命日の前日のお逮夜(たいや)には、纏いを振ったり、万灯を掲げたりして境内や参道を練り歩く行列もあって、たくさんの人で賑わい、それを目当てに夜店がでたりして、法事ではあるものの、現代ではお祭りのようになっているとのこと。

もちろん法会ですから、まずは、お聖人さんのお経があり、法話を聞くことから始まります。三毒 善根を毒する3種の煩悩(貪欲・瞋恚・愚痴)のお話と、子を持って知る親の有り難さの説法には、なるほどと唸りました。が、お上人さんとて、まだ三毒は克服されていないと聞いて、ちょっと安心したりもしたのでした。

日が暮れた後、お寺を出て猫実の庚申様へ、その後フラワー通りを通って戻る行列に加わりましたが、夜の闇に輝く万灯や提灯の美しさに感嘆しました。

お会式は、主に日蓮宗のお寺で行われる法会なので、私が祖母に手を引かれて行ったのは、違うものだったかもしれません。でも、お寺という神聖な場所で、かしこまって座り、じっとしている。小さな時のそんな経験が、実はとても大切なものだったのではないかと感じます。

よし! いつか孫ができたら、私も連れてきてみようと、将来の楽しみができました。

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