折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

教育民生委員会

教育民生委員会で、付託された議案を審議しました。私は主に、猫実の青少年館が指定管理者制度を導入することについて、市が新たに始める子育て支援者制度について、質疑を行いました。
指定管理者制度は、平成15年9月に施行された地方自治法の一部を改正する法律で設けられた新たな制度です。改正前は公の施設の運営管理を行う主体は、地方自治法により公共団体などに限られていました。しかし行政の画一的なサービスや予算のかかり過ぎが指摘される中、「多様化する住民ニーズに、より効果的かつ効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用」する目的でこの制度が導入されました。行政の直接管理や天下りの温床とも言われる公益法人の管理に比べ、費用が削減できる上に、民間の創意工夫により、サービスが向上すると来れば、多いに結構なのです。が、行政がチェック機能を十分に果たせない場合、あくなき利益を追求する企業の論理が優先され、狙い通りに費用削減もサービス向上も果たせないのではないかという危惧があります。そこで、今回指定管理者制度を導入する青少年館が、施設の本来の目的通り運営できるのか、費用削減はどの程度を見込んでいるかなど、導入の目論みと契約内容について聞いてみました。なんていうか、はっきりしないんですよね。費用の削減も見込んでいるが、どの程度の削減になるのか今の時点ではっきりは言えない。サービスの低下につながってはいけないから、費用ばかりは優先できない。というようなお答えでした。
子育て支援者制度は、市が用意した子育て講座を履修した市民に「子育て支援者」という肩書きをつけ、地域の子育てサポーターを育成しようとする事業です。私は、市民を巻き込んだ子育て支援施策は、より多くの市民が近隣の人に手軽に手を差し伸べられることが、大前提にあるのではないかと思います。講座や肩書きが新たなハードルを作ることになりはしないか、という心配もあります。導入の狙いなどを聞きましたが、行政が考える子育て支援のありかた捉え方の違いを感じました。こういうことに予算を割くなら、お子さんを預けたり預けられたりお互いに助け合っている子育てサークルへの支援や、子育てを終えたお母さんたちが、若いお母さんたちをサポートしているエンゼルファミリー制度にもっと力を注ぐ方が有効なのではないかと思います。そもそも、この制度の導入を検討するとき、子育て経験のある女性職員が関わっていたのか、市民のニーズはどのように検証されたのか、疑問がいっぱいです。

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