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懲罰の動議


今日の本会議終了直前に、「懲罰動議」が出されました。
「懲罰動議」。耳慣れない動議です。
それもそのはず、全国的にも珍しく、浦安市議会でも当然初めてのことだからです。

以下、文面です。


                                           平成24年9月21日

浦安市議会議長 辻 田 明様

                               提 出 者
                                   浦安市議会議員  宝   新
                                      〃     深 作 勇
                                      〃     醍醐 誠一
                                      〃     中 村 理香子


                 議員広瀬明子君に対する懲罰の動議

次の理由により、議員広瀬明子君に懲罰を科されたいので地方自治法第135条第2項及び会議規則第153条第1項の規定により動議を提出します。

理 由

広瀬明子議員が平成24年9月19日の一般質問において当局に対し行うった「議会が反対してもそんなに拘束されないで良いんですよ。そういう事例があるんだから。」などの一連の発言は、請願・陳情においては、本来議会の決定に対し当局は誠実にこれを処理すべきものであるにもかかわらず、前例があるから当局は議会の決定に従う必要はないという趣旨のものであり、一議員が自らの所属する議会の決定を軽視したものと言わざるをえず、浦安市議会の品位を著しく傷つけ、浦安市議会会議規則第144条に違反するものである。
      
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私は、この動議に反対しました。

発議者の宝議員には、

①「懲罰」というと、議員の身分にかかることだから、軽々に取り上げることではないが、どのように考えるか。

②公正さが大事と考えるが、宝議員の提出理由の説明に「何らかのかたちで決着をつけなくてはならない」などという興奮した発言があり、私情にとらわれていると感じるが、どうか。

③いつ動議を出したのか。広瀬議員が発言の取り消しを議長に求めて、議長がそれを認めて「後刻打ち合わせする」 ことを約束したにもかかわらず動議を出した理由は何か。

④宝議員の「広瀬議員は毎回不規則発言をする」という、その根拠は何か。

⑤懲罰動議などという重い動議を出すからには、当然今までに懲罰委員会が開かれた例を調べていると思うが、どのような例があるか。


等、質疑しました。

宝議員は答弁の中で、ご自分の言った「決着をつける」を「結論を出す」に訂正しました。

他の議員の質疑に対する答弁の中でも、「毎回毎回言いたいこと言って取り消せばいいと思って」とか、「いい大人ですよ」とか、「個人的には除名でもかまわない」等、広瀬議員に対する積年の思いが今回の動議を出したことを窺わせます。

そもそもこの懲罰事犯の対象とされているものは、「高洲中央公園の災害モニュメント建設中止を求める請願」に関して、市民の切実な思いをなんとか市当局にききいれてもらいたいという広瀬議員の強い気持ちが、前例を取り上げた発言になってしまった部分です。議会の議決を軽視しているとは思えませんし、不適切と思われる部分の削除も予定されていました。

私は、「懲罰」を科す理由には到底なりえないと判断して反対しましたが、賛成多数でこの動議は可決されました。

浦安市議会史上初めてのことです。
浦安市議会では、このようなかたちで「懲罰」の対象が決まるという、先例を本日つくったのです。


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