折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

市街地液状化対策・格子状地中壁工法の行方

IMG_2090平成28年度6月議会が始まりました。

今議会には、舞浜3丁目の市街地液状化対策工事契約議案が上程されています。

工事対象宅地数は、76宅地。

工事費は、15億7千万余。

工期は、契約締結日の翌日から平成29年3月25日まで。

つまり、この議案が議会を通った後、即座に契約締結して、国の交付金対象年度の今年度いっぱいには工事を終わらせるということです。

急いで7月に工事に着工できたとして、浦安市市街地液状化対策事業計画にある、「9か月程度の工事期間」ギリギリです。

市の説明によると、当初の計画の、「舞浜3丁目全戸対象での100%の同意」は無理と判断し、「100%の同意に達している街区で再度同意を取って」という手続き(市の指針による)を踏んでいたため、この時期の上程になったようです。

 

昨年12月議会では、弁天2丁目の45宅地の工事契約議案が通り、この格子状地中壁工法で初の工事が始まることになっていました。

ところが、今、この工事街区の中の複数の方が、同意を撤回したいという意思表示をされたことから、まだ工事の着工に至っていません。

同意の撤回理由には、この工法での事業推進に先頭を切っていた、今川3丁目13番地の事業断念が大きく影響しているようです。

そして、「当初弁天2丁目98宅地で進めていた事業が、45宅地での工事に変更になった際に、再同意をとるべき」、「当然のことながら、一戸の工事金額が変わってくる」、「そのプロセスを踏まず、98戸の場合の金額での同意はできない」、「弁天地域全体の内、45宅地だけの工事で市の液状化対策としての効果があるのか」、等々。また、その他にも深刻な理由が様々あるようです。

 

浦安市が市街地液状化対策の工法に選んだのは、既存の建物が建っている宅地では世界初の格子状地中壁工法。

そして、計画区域内100%の同意があって初めて計画を進めることができるという、大変難しい事業です。

議会の場でも、格子状地中壁を形成する高圧噴射拡販工法が宅地建物に及ぼす影響・リスクにはどう対応するのか、同意の取り方で地域のコミュニティに悪影響を及ぼさないか等、市がこの工法を選んだ当初から、様々心配の意見が上がっていました。

 

ここにきて弁天2丁目で持ち上がった、同意撤回問題。

市街地液状化対策・格子状地中壁工法の難しさを再認識し、今回また一般質問します。

 

 

 

 

 

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA