折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

子を守る

春の穏やかな日差しの中、葛西臨海公園に行ってきました。卒園を目前にした思い出づくり”お別れ遠足”です。

力強く周遊するまぐろ、大小色とりどりの魚、海鼠や雲丹、水鳥たちに、こどもたちは釘付け。毎年訪れていますが、こどもたちはもちろんのこと、私たち大人も生命の神秘とその躍動に見るたびに感動をうけるのです。

 今回は、ちょうどペンギンの特設展示コーナーがあり、大人気。ペンギンの生態を楽しく、わかりやすく説明してありました。特に面白かったのは、巣に卵をもったペンギンの人形の仕掛けです。
 このお母さんペンギンは、観客が卵を採ろうとすると、すごい声で鳴いて威嚇するのです。必死で子どもを守ろうとするペンギンの姿に、人形だとはわかっていても心をうたれてしまいました。

 この人形の鳴き声をききながら、朝聞いたニュースの痛ましさが胸に迫ります。育児放棄をして二歳のわが子を飢え死にさせた人間の母親のことです。「死んでるかもしれないから、見に行って」と祖母に電話したとのこと…。

“母が子を守る”。

 このことは動物の本能としてDNAの中に組み込まれてきたはずなのに、こどもの虐待のニュースが、日常的に流れるほどになってしまった人間社会に、深刻な病を感じます。

 公的な虐待児童の救済システムの見直しが求められるところですが、それは対処療法にしかならないでしょう。こどもの育ち方、育て方を、深刻に考え、こうした親をつくらない社会の健全化に、すぐにも着手しなければならないと思います。

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