2009年3月7日
大量消費・大量廃棄

また、環境教育上もいかがなものかとも思っています。温度設定を固定するなどの方法もあるかと思うのですが、「温度管理が環境教育の一環」という変わらずの答弁。環境教育を語るならば、エアコンの是非から、こどもたちに議論させ、選択させるくらいのことをすべきです。
しかもです。エアコンは冬季も使われ、現在各教室に整備されている大量のストーブは、廃棄されるというのです。
ご存知の通り、市内にはまだ新しい学校もあり、ストーブの型式も新しいものがあるでしょう。教育機関が「大量消費・大量廃棄」の手本を示しているようなものだと、非常に強い疑問を感じます。100歩譲って、エアコン整備を進め、ストーブを「不用」とするとしても、その行先はほかにあるでしょう。公立小中学校にエアコンを整備している自治体は、数えるほどしかありません。ストーブがほしい自治体に有効利用してもらったり、または海外に送るなどの選択肢は、考えられないのでしょうか。
災害の備蓄食料の大量廃棄のときも感じましたが、市民の税金で買ったものを「無駄にしない」感覚の乏しさを感じます。