折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

司法試験の会場で

ポスティングの途中、司法試験会場に通りかかりました。
日の出にある法務省の研修センターです。
ついさっきまで、上がりきっていない小雨の中、このゲートの前に受験者の列ができていました。試験までの一分一秒も無駄にすまいと、一様に六法全書か参考書でしょうか、食い入るように読んでいた一団が、建物に吸い込まれていきました。

皆さん、司法官あるいは弁護士を目指して、大変な勉強をされてきたことでしょう。積み上げてきた努力が実ることを祈りながら、このところ話題になっている裁判員制度のことが思いうかびました。

裁判員制度は、来年5月から導入される新しい裁判制度で、「市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映すること」や「司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上を図ること」(Wikipedia)など「司法制度改革」が目的とされています。その背景には、裁判や審理の迅速化という物理的な意図もあるようです。

しかし、こうした制度導入の目的や意義はさておいて、もっぱら「もしも自分が選ばれたら」に注目が集まっています。「どんな条件がそろえば辞退できるか」ということを主眼にした報道などもあり、この制度に不安や抵抗を感じている一般の人が多いことが伺えます。実際、先日参加した講演会でも、そういった不安をうったえる意見や質問が講師の弁護士さんに集中していました。かくいう私も、もともとは欧米の裁判制度を手本にしたこの裁判員制度が、果たして日本に根付いていくだろうかと、少々疑問を感じています。
ちなみに、地方議員は、議会の会期中以外は、出頭の義務があるそうです。

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