折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

受験シーズンの駅で

駅立ち週間が続いています。
受験シーズン真っただ中ということもあり、たくさんの受験生をみかけます。中学受験と思しき親子連れ、高校受験に向かう中学生のグループ、引き締まった顔つきの高校生…。
それぞれに、試験に挑む緊張感を背中に漂わせながら、改札口に吸い込まれていきます。

昨年7月、日本政策金融公庫が、国の教育ローンを利用した世帯を対象に行ったアンケートによると、世帯の年収に対する在学費用(小学校以上に在学中の子どもにかかる費用の合計)の割合は平均で34.1%。年収が低い世帯ほど在学費用の負担は重くなり、 年収200万円以上400万円未満の世帯では年収の半分以上を占めているそうです。

下のグラフは、昨年8月の国民生活モニター調査の結果です。世界的な金融変動が起きる前の調査ですが、この時点で回答者の98%が、物価が上がったと回答。99%が物価上昇による家計の影響を実感していると答えています。その中で、「通常よりも購入や利用を控えているもの」として上げられた支出をグラフ化すると、教育費は、わずか3.4%で最下位でした。
苦しい家計の中、外食費やレジャー費はもとより、洋服を買い控えたり、お酒を我慢したり、涙ぐましい努力をしながら、こどもの教育費だけは死守している実態が垣間見えます。
その影には、わが子に教育の機会を与え、可能性を伸ばし、豊かな人生を送ってほしいという、切ないまでの親心が浮かび上がってきます。



年が明けても、日本経済の見通しは暗さを増すばかり。教育費の負担は、更に重さを増してくることが予想されます。無理をしても、より豊かな、より高い教育を受けさせたいという願い。公立教育の真価が、今後ますます問われることになると思います。

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