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今週のひとこと Vol.93 「今年の漢字『愛』」

 毎年、12月12日の「漢字の日」に発表される「今年の漢字」。全国公募で選ばれた2005年の漢字は「愛」でしたね。昨年の12月にも「今年の漢字」を今週のひとことコーナーで取り上げ、「災」(2004年)、「虎」(2003年)、「帰」(2002年)、「戦」(2001年)と、選ばれる漢字には明るい字が少ないと書きました。「災い転じて福となす」2005年は、そんな年になってほしいと…。ですから今年、朝刊に載った清水寺貫主森清範氏の筆による「愛」の字を見て、ほっとした気持ちになりました。
 愛を選んだ理由として、紀宮さまのご結婚、「愛・地球博」の成功をはじめ、スポーツ界での"あいちゃん"の活躍(ゴルフ、卓球、バレーボール)、女性天皇・愛子様への期待、純愛ブーム、米国のハリケーンやパキスタン大地震の際の世界的な援助の輪の広がりなど、愛の素晴らしさ、尊さを感じさせる出来事をあげる人が多かったそうです。
  今年の漢字が温かな文字で良かったとほっとした心に、冷たい風が吹き込んで来るような現実があります。残忍な少年犯罪や相次ぐ児童殺傷事件、マンション耐震強度偽造問題などの事件をあげ、愛が不足している時代だからこそ、愛が溢れる社会の訪れを願って、この字を選んだという人も相当数に登るそうです。
 愛は、親子、恋人、友人など、親密な人間関係の中にあるばかりでなく、学校、社会、故郷、地球など、公共心の基本にもあるものです。自分の利益を顧みず、相手を認め理解し、成長や成功、そして幸せを心から願う…そんな広い「愛」の気持ちを、みんなが少しづつ周囲へ向けることができたら…。
  もうすぐクリスマス。愛について考えてみるにはぴったりの季節です。

 
<今週のひとことVol.93 2005.12.19>

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