折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.79 「スクラム」


運動会や体育祭に出掛けて行くと、必ずと言っていいほど、近隣住民からの苦情に学校が苦慮しているという話を聞きます。砂埃や騒音(?)、路上駐車などに関するもので、学校はその対応に頭を悩ませているようです。路上駐車は、保護者のマナー意識の向上をはかり、砂埃に関しては、スプリンクラーや水まき、あるいは地面の湿度を長もちさせる薬品をまくなど、涙ぐましい努力をしているということです。でも、音に関しては、どうすれば良いのでしょう。
運動会や体育祭につきものの、BGMやアナウンス、応援合戦、子どもたちの歓声…これは騒音でしょうか?年に一度の事、「暑い中子どもたちが、がんばっているのだな」と微笑ましく受け止めることができない社会になってしまったのですね
。誰もが運動会や体育祭で友だちに声援を送った経験があるはずです。自分の来た道に思いを馳せることができない。そしてきっと、これから行く道にも。
我が国では、少子化が深刻化し、その対策に国を挙げて取り組んでいます。子育てしやすい環境はインフラや制度の整備だけでは実現できない。社会全体の意識が問題なのです。
学校は、次の社会の担い手を育んでいる場です。子どもの声が賑やかに聞こえることに、誰もが安心や平和を感じられたら…。そんな社会の実現のために、地域、学校、行政がスクラムを組んで行かなければならない。そう感じるのは私だけではないでしょう。

 
<今週のひとことVol.79 2005.7.11>

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA