折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.75 「手をつなぎましょう」

先日のことです。
スーパーのエスカレーターに乗っていた私の後ろから、3つくらいの子どもが、一人でトコトコと降りてきました。振り返ると、その子のお父さんらしき人が、エスカレーターの上段から子どもを見ています。きっとそのご家庭ではよくあることなのでしょうが、この年頃のあぶなっかしさを知っている私にとって、とてもハラハラする光景でした。
自家用車の普及で、子どもといっしょに歩くという機会自体が少なくなっているからでしょうか、最近、エスカレーターでも歩道でもはたまた駅のホームでも、手をつながない親子が多くなっているような気がします。
手をつなぐということは、危険から子どもを守るという意味だけでなく、大切なコミュニケーションのひとつでもあります。
寒い冬の包み込むようなお父さんの暖かい手。
危ないところでは、ぎゅっと強く握ってくれたお母さんの手。
つなぐ手から伝わる気持ち。
不安で思わず探すお母さんの手。
興味を引かれたものを一緒に見ようと引っ張るお父さんの手。
子どももまた、手をつなぐことで、親に伝えようとする気持ちがたくさんあるのです。
振り返ってみると、子どもと手をつなげる時期は本当に短いものです。危険回避の意味でも、親子の絆を深めるという意味でも、手をつなぎましょう。

<今週のひとことVol.75 2005.5.31>

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