折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.62 「お節のこころ」

<今週のひとことVol.62 2005.1.6>
めでたさを重ねるという縁起をかつぎ、一の重、ニの重、三の重と、重箱に詰めて出されるお節料理。きっとみなさんのお宅でも、召し上がったことでしょうね。
お節料理の由来は、平安時代に暦上の節目(節句)に神様にお供えした御馳走を、家族や来客と食べた「節会(せちえ)」という宮中行事のうち、新年の習慣が定着したものだそうです。
小さい頃、お節を作る母を手伝いながら、「鯛は『めでたい』」、「数の子は子宝に恵まれるように」、「昆布巻は『よろこぶ』で、喜び多き年になるように」、「黒豆はまめ(丈夫)に暮らせますように」、「蓮は先が見通せるように」などと、ひとつひとつの料理に込められた意味を教えられたものでした。
調べてみると他にも、海老は長寿を願い、金団(きんとん)は金運の向上、里芋は子芋がたくさん付くことから子孫繁栄、田作りは豊作祈願、なますは水引きを形取り、紅白蒲鉾は色合いのめでたさに加え、古の時代に神に捧げた白米赤米を模していると言われているそうです。
山の幸・海の幸が彩り良く盛り込まれたお節料理には、新年をつつがなく迎えられたことへの喜びや、新しい年が良き年であるようにという願い、そんな美しい日本の文化、日本の心が詰められているのですね。
味、香り、音、見た目、食感、そして心でも味わうことができる日本の食文化を、お節料理で再認識したお正月でした。
そして今日は七草。厄よけと無病息災 を祈る風習です。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。春の七草をたっぷり入れた七草粥を食べようと思います。
今年1年、元気に働けることを祈って。

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