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今週のひとこと Vol.61 「今年の漢字」

財団法人日本漢字能力検定協会が全国公募を行い、毎年末に発表する1年の世相漢字。今年選ばれた漢字は「災」でした。
「災」を選んだ理由には、台風、地震、豪雨、猛暑など、記録的な天災に相次いで見舞われたことをはじめ、イラクでの人質殺害や子どもの殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、自動車のリコール隠しなど、目を覆うような人災が多発したことが挙げられています。
日本のみならず、地球規模でも「災」という文字があてはまる1年でした。まさにそれを裏付けるようにインドネシアのスマトラ島沖で26日に大地震が発生しました。インド洋津波による死者は、現時点で日本人観光客も含め計2万2000人を上回ると予想されており、20世紀以降で最悪の規模だそうです。
こうした災いの中でも気象災害の多発は地球環境の破壊が影響していると、多くの専門家が警鐘を鳴らしています。「地球の悲鳴」は、いまや「絶叫」に近い切迫感があるように思えます。
地球環境問題はスケールが大き過ぎて、個人レベルでできることはあまりにも微力です。ですが、それを自治体レベル、国レベルにまで広げることができたら。そのためにやらなくてはならないことをこれからもやっていこうと、「清水寺」の森清範貫主の筆による「災」の文字に思いを新たにしました。

「虎」(2003年)、「帰」(2002年)、「戦」(2001年)、「金」(2000年)、「末」(1999年)、「毒」(1998年)、「倒」(1997年)、「食」(1996年)、「震」(1995年)。この10年を振り返ってみても、悲しいかな明るい世相を現す漢字があまりにも少ないですね。
「災い転じて福となす」。来年はそんな年になって欲しいと思います。
良いお年をお迎えください

<今週のひとことVol.61 2004.12.28>

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