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今週のひとこと Vol.155 「百年の計」


「一年の計は元旦にあり」
新年に必ずと言っていいほど耳にするこの言葉ですが、実は以下のような前後の節があります。

一日の計は朝にあり
一年の計は元旦にあり
十年の計は樹を植えるにあり
百年の計は子を教えるにあり

これは、中国の書物「月令広義」の、

一年之計在于春(一年の計は春にあり)、
一日之計在于晨(一日の計は朝にあり)、
一家之計在于和(一家の計は和にあり)、
一生之計在于勤(一生の計は勤勉にあり)

と同じく中国の書物「管子」の

一年之計莫如樹穀(一年の計は、穀を樹うるに如くはなし)、
[1年の計画を立てるのならば、穀物を植えればよい]
十年之計莫如樹木(十年の計は、木を樹うるに如くはなし)、
[10年の計画を立てるのならば、木を植えればよい]
終身之計莫如樹人(百年の計は、人を樹うるに如くはなし)、
[生涯のことを考えるのならば、自分を磨き人材を育てなければならない]

の両方が出典になっているという説があるそうです。

「百年の計は子を教えるにあり」

教育は、まさに国家の長期戦略。今の日本は、それをもう一度しっかりと認識する必要があると思います。教育改革により、国際競争力を手にしたインド、失業率が20%を超えほぼ破綻状態にあった国家を、教育によって立て直したフィンランド(フィンランドの奇跡と呼ばれます)、そしてまた、米国ではオバマ大統領が「景気対策」として、教育に多額の投資を行っています。
各国が力を注いでいる次世代育成は、先の麻生内閣が打ち立てた「スクールニューディール」のような、短期的な教育関連の需要拡大とは、全く異なるものであるのは、言うまでもありません。

次の時代を見据えた計(はかりごと)としての次世代育成は、これから更に超高齢化が進んで行く我が国に、まさに求められる施策だと考えています。

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