折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.141 「『お帰りなさい』の力」

小学校、中学校、幼稚園と入学式が続きました。今年の桜は、入学式を待っていたかのようです。満開で一年生たちを迎えてくれました。
春のうららの青空とお日様の光、そして桜という理想的な背景のなかで、一年生たちの姿がまぶしく際立って見えます。小学校、中学校では、緊張した面持ちの卒園児さんの顔も見え、思わず心の中で声援を送りました。

保育園でも、たくさんの新しい園児さんを迎え、にぎやかに新年度がはじまっています。よく新入園児さんのご家族に話すことですが、新しい生活は、こどもにとって新たな挑戦の連続。心の中は、期待と不安でいっぱいです。そうしたこどもの張り詰めた心を癒すことができるのは、家族の愛情に他なりません。「愛されている」という実感は、自分が必要とされている自信につながり、こどもが家庭の外で伸び伸びと個性を発揮できる原動力になるのです。
小学生にも、また大人びて見える中学生にも、同じことが言えると思います。

家に帰ってきたおこさんにかける何気ない「お帰りなさい」のひとことは、そんな一日の緊張を解く呪文。新生活に慣れるまでは、いらだったり、甘えたり、わがままを言ったりすることもあるでしょう。それは、心がほぐれたことを示すサインなのだと思い、愛情を持ってうけとめてあげてくださいね。

また、おこさんの入学を機に、働きはじめたお母さんも多いかと思います。家で「お帰り」と迎えてあげられないことを気に病むお母さんは、非常に多いものですが、置手紙でもメールでも、あるいは職場から帰ってからでも、「お帰りなさい」の気持ちを伝えることはできるはずです。
「お帰りなさい」は、「ようこそ(ご無事に)お帰りなさいました」の省略形。学校や職場という社会から無事に帰宅し、安堵できる場所が、家庭なのです。

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