折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.138 「畏敬」

今週、園のこどもたちを連れて、猫実のデイケアセンターにおじゃましました。先日(2月1日)行われたお遊戯会の演目を披露した後、簡単な手遊び歌などで、おじいちゃんおばあちゃんたちと楽しく交流させていただきました。また、今回は、100歳のおばあちゃんに会うことができました。下の写真は、そのおばあちゃんが、「訪問のお礼に」と千代紙で作ってくださった手作りのしおりです。

ほとんどの幼児は、自分の年に強い誇りを持っています。ひとつ年をとることは「大きくなる」ことであり、彼らの芽生え始めの自我を支える自信につながります。「もう3歳なんだから」「もう4歳なんだから」と、自らに言い聞かせるように、こどもたちは年とともに自分でできることの領域をぐんぐん広げていくのです。4歳のこが6歳のこに「ずいぶん大きいんだね~」と憧れたり、5歳のこが4歳のこを「まだ4歳だから」と慰めたり、園では、たった1~2歳の差異がこどもたちにとっていかに大きなものか、実感する場面が多々あります。

そんなこどもたちにとっての100歳は、ただただ素直に、すごいこと、偉いこと、立派なことであり、それを大人の言葉に置き換えれば「畏敬」というものになるのでしょう。一人ひとりのお帳面にはさまったしおりを、大事そうに眺めている園児たち。そのしおりを通じて園児たちに語りかける見えないお力に、私も深い畏敬の念を覚えました。

どうか、いつまでもお元気で。

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