折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.129 「き く」

議会の資料を読んでいると、ほど近くに虫の音が…。
声の主はどうも家の中にいるようです。声を頼りに探してみると…いましたいました。蟋蟀(コオロギ)です。
どこからか紛れ込んでしまったのでしょう。隅っこに身を隠すように、それでも誰かに見つけてほしいと言わんばかりに、静かに寂しく鳴いています。


私たちは日常、種々雑多色んな音にまみれています。
車など乗り物が出す音や工事現場の音、工場の機械音など騒音と言われるものから、テレビの音、音楽、人の話し声、鳥のさえずりまで。意識、無意識を問わず、また快適、不愉快も関係なく、本当に沢山の音が耳に入って来ます。

そんな中、ふと静かになると聞こえてくる音があります。例えば、しまい忘れられた風鈴の音だったり、草村の虫の音だったり、やみかけの雨だれの音だったり。
それが静寂をさらに際立たせ、その音自体も主張を譲らない。そんな音を自然に感じることができる文化が、私たちの暮らしの中に根付いてるはずです。

「聞く」「聴く」「利く」「 訊く」「効く」…。

耳に入る種々の音、それをどう受け止め、どう活かしていくのか…。

蟋蟀の鳴く音色に、物思う秋の夜長です。

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