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今週のひとこと Vol.125 「循環型社会の終焉」

“HOLOHOLO”(ホロホロ)。
体長1cmの小さなエビ、スカーレットシュリンプに
付けられた名前です。
8年と2か月の間、我が家のリビングルームで
静かに日々を送っていました。
エサもやらず、水も替えず、
お日さまの光と、
自然に発生する藻、
脱皮した自分の殻などを栄養に、
小さな水槽のなかで、
循環していたホロホロの世界。
その世界がついに終焉を迎えました。
8年2か月は、彼(?)の種族からすれば
長寿ということなので、
先に終焉を迎えたのは、ホロホロの人生なのでしょう。
しかし、主役がいなくなった水槽の水は、
藻や細菌に浸食され、
あっという間に淀んでしまいました。

46億年もの間、絶妙な生態系のバランスで
循環してきた地球。
そのバランスが、
大量生産・大量消費・大量廃棄を行う
人間の侵食で、壊れかけています。
先人が大事に守ってきた
再生・再利用の知恵を捨ててしまった現代人は、
進化しているのか、退化しているのか…。
淀んだホロホロの水槽から、
地球の嘆きが聞こえてくるような気がします。
<今週のひとことVol.125 2008.4.25>

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