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今週のひとこと Vol.118 「言行一致」

「歴史的大敗」と新聞の特大見出しで総括された参院議員選挙。
大方の予想を裏切らない形で、いや予想をはるかに超えた形での与野党逆転劇です。今回の選挙の結果は、年金の記録漏れ問題から、政治とカネの問題、相次ぐ閣僚の不適切発言などによって国民が抱いた政府不信が噴き出したものです。
投票日前日。新聞に掲載されていた自民党の一面広告には、安倍首相の写真にこんな一文が添えられていました。
「皆さまの怒りと不安を、安心と期待、そして希望へと変える。それが与党・自民党の責任です。」
国民の怒りや不安を生み出した責任が問われている立場で、それを「安心と期待、そして希望へと変える」とは…。不誠実さや無責任さを印象付けるもののような気がしました。

政治家は「言葉が命」と言われます。
確かに、その政治家の持つ信念や政策を伝えるために言葉はとても大切です。ただ、その言葉も、有権者受けのする美辞麗句の羅列だけでは、誰の心も動かすことはできないでしょう。行動による裏付けがなければ、言葉自体が命を失ってしまうのです。
「美しい国」づくりを唱いながら、その行動たるや、説明責任を果たさない閣僚の擁護だったり、法案を強行に通す強行採決であったり、本音を露呈する問題発言だったり…。国を動かす政治家たちの言行不一致には、もはや愛想もつきはてたという方が多かったのではないでしょうか。

足下を見てみれば、故郷のために、この街のために、「働きます」「がんばります」と言う候補者たちが、選挙のための捨て看板合戦。道路に打ち捨てられた、自分の広報ビラをまたいで立ち去る候補者を見た時は、唖然としました。

言葉に本当の命を吹き込むのは、行動です。
大勝を果した民主党の言行一致を、多くの国民が見守っていることを、しかと肝に銘じていただきたいと思います。
<今週のひとことVol.118 2007.7.30>

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