折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.107 「伸びる力」

先日種を蒔いたケナフ畑に、早くもかわいい芽が出ていると知らせてくれた人がいました。
学校で観察している朝顔やひまわり、お家のプランターや花壇に植えた花々、街路や公園の木々…。この時期、皆さんも身近な場所で、植物の芽が出て、ふくらんで、ぐんぐん伸びていく様を目にされていることと思います。
太陽に向かって、一生懸命に伸びていく植物の姿。それはまさに夢や目標に向かって、伸びて行く子どもたちの姿そのもののように思えます。
全ての子どもたちは「伸びよう」「伸びたい」という気持ちを持っています。保育園の活動の中で、「ここまでおいで」と目標を示したとき、子どもたちは、実にうれしそうに、そして楽しそうに、それに向かってぐんぐん伸びて行きます。そして時に大人が驚くがんばりで、目標を大きく超える成長ぶりを見せてくれます。子どもは本能的に伸びることを欲しているのだと、実感する瞬間です。

先日の2525パレード、鼓笛隊で出演した園の子どもたちは、暑い中、重い楽器を演奏しながら約800mの距離を行進しました。ゴールしたあとの晴れ晴れとした笑顔が、やり遂げたことへの満足感に輝いていました。
地上に出た芽が伸びて行くのと同時に、地面の下では根がどんどん伸びて行きます。大きくなる自分を支えるために、しっかりと大地をつかもうとするのです。
まさしくそれと同じように、子どもたちが何かをやり遂げた後には、自信や粘り強さなど、人としての根っこの成長を確認することができます。
芽が伸びれば根が伸びる。そうしたら、大きな鉢に移して、更に存分に伸びるスペースを与える。そうして植物は強く大きく育って行きます。
それと同じように、目標に向かって努力し、達成する繰り返しが、子どもたちの能力を伸ばし、更に生きる力をも育むことができると、確信しています。


<今週のひとことVol.107 2006.6.28>

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA