折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今週のひとこと Vol.100 「『できない』と言えない」

「『できない』と言えない」。   コートで繰り広げられる彼らのプレーを観ていて、そんな言葉が心に浮かびました。3月12日、舞浜の総合体育館でザバスカップ–車椅子バスケットの大会があり、応援に出かけたときのことです。   テレビのニュース映像などで何度か目にした事があるものの、実際に車椅子バスケットの試合を観るのははじめてでした。片手で車椅子を操作しながらボールをたくみにつないでゴールを決める。彼らのプレーは、健常者と変わらない、いやそれ以上の迫力で、観る者を惹きつける力がありました。   銀のスポークをきらめかせながら、素早い方向転換で相手を牽制したり、またガードしたり…。何台もの車椅子がコートに直線や大小の円を描く様は、まるでダンスのように美しく、更に選手一人一人の鍛え上がられた肉体、そして笑顔もまた、美しく輝いていました。これほどのプレーができるようになるまで、一体どれほどの努力が必要だったことでしょう。どれほど大きな壁を乗り越えてきたことでしょう。  「『できないと』言えない」。  「できない」という言葉は、自分の周りに自ら壁を築き、その中に安住することへの言い訳。努力をあきらめた自分を正当化する言葉なのだ。彼らのプレーがそれを教えてくれました。
<今週のひとことVol.100 2006.3.20>

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