折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

今年の漢字

1年間の世相を一字で表す「今年の漢字」が発表されました。
「命」という漢字を見て、悠仁様ご誕生の明るいニュースよりは、飲酒運転による交通事故死、虐待死、相次ぐいじめ自殺や未履修問題による校長の自殺など、暗い世相を思い浮かべられた方の方が多いかと思います。

以前、今週のひとことに「命のリレー」というタイトルで書きましたが、
微生物から始まって、太古の時代から永々と受け継がれて来た命。それが自分です。今、絶えまなく鼓動を続け、規則的に呼吸している自分の体は、果てしない命のリレーの最後にあるもの。ひとりひとりの命そのものが「奇跡」なのです。そのことをしっかりと受け止めて、自分をそして人の命を大切にしてほしいと願ってやみません。

私は、個人的に今年の漢字は「己」ではないかと思っています。
1月のライブドア事件・ホリエモン逮捕からはじまり、6月には村上ファンド代表村上世彰が逮捕、夏からは知事や市長の汚職・不正問題が次々に発覚しました。
投資家たちの市民の県民の利益を優先すべき立場の人間が、あたりまえのように己の利益を優先する事件が、これほど相次いで露呈した年は珍しいでしょう。

そして、虐待問題。本来なら掌中の珠として、常になでさするように愛されるべき命が、泣き止まない、うるさい、口答えをするなど、親の利己的な考えで絶たれて行くことの異様さは、ますます深刻になるばかりです。

いじめ問題にしても、いじめを行うこどもたちの自分勝手さは言うまでもないことですが、自殺と言う重い選択をしたこどもたちも、自分がいなくなったときの両親の深い嘆きや哀しみに目を向ける事ができなかったのかと、とても残念に思えます。

身勝手な青少年の事件も相変わらずです。止まらない少子化もやはり「己」を優先する理由が多いような気がします。

誰しも一人では生きていけません。公の中に「己」があることを忘れてしまった世の中で、たくさんの利己がぶつかりあい奪いあうのが現代社会なのでしょうか。

教育から社会を変えなければ、その信念がますます強くなる年の瀬です。

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