折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

トヨタショック


トヨタ自動車は22日、2009年3月期の連結業績(米国会計基準)の予想を下方修正しました。営業損益は1500億円の赤字になる見通しで、営業損益段階での赤字はデータが残る1941年月期以来、初めてという事態です。前期、過去最高となる2兆2000億円超の利益を上げたものの、世界的な販売不振と急激な円高が直撃。昨年比で2兆円を上回る営業損益の悪化となります。トヨタは、純損益では利益を確保できるとの見通しを示しながらも、その額を当初の5500億円から500億円に大幅に下方修正し、同期売上高についても、前回予想の23兆円から引き下げ、21兆5000億円に修正しています。

このトヨタの営業損益悪化による豊田市の来年度予算への影響が深刻視されています。

豊田市は、「トヨタの城下町」ともいわれており、トヨタ・ショックの影響で、法人市民税は、昨年度より9割減になるとの見通しを発表しています。金額にして実に400億円の減収で、今年度内に支払わなければならない還付金も150億円になるというたいへんな状況に陥っています。

鈴木公平市長は08年12月8日の市議会本会議で、「このような財政上の急変は、私の知りうる限り、未曽有の事態。全庁をあげて対処しなければならない」と発言。単年度で整備する予定だった道路の整備期間を延ばしたり、ハコモノの着工時期をずらしたりする方法を検討しているそうですが、経常経費を削減するのはなかなか難しいということです。

「こりゃすごい」。
今年7月の議会運営委員会視察の折り、豊田市の議会棟を視察したときに発せられた委員たちの第一声です。本当に驚くばかりのスケールに圧倒されたのが思い出されます(→そのときの記事)。

目を、我が浦安市にむければ、111億円もの事業規模の新庁舎建設計画がどんどん進んでいます。大きな箱物をつくってしまえば、初期投資はもちろんのこと、維持管理費もその箱に見合った額でかかってきます。そして、その予算は、その「箱」があるかぎりかかり続けるのです。

トヨタの発展と共に、ハコモノも経営規模も拡大してきた豊田市。同じ轍を踏まないように、浦安の誤った「金持ち意識」を真剣に見直さなければならないと思います。

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