折本ひとみの活動報告折本ひとみの活動報告

やり遂げる心

すっきりと晴れ上がった5月の空。
まさに「運動会日和」のお天気に恵まれた今日、市内の多くの小学校で運動会が行われました。
私は、日の出小、日の出南小、明海小、明海南小と、卒園児さんたちの勇士みたさに運動会めぐり。すっかり日に焼けました。

さて、運動会といえば、徒競争、玉入れ、騎馬戦・・。
そして、なんといっても否が応でも盛り上がる終盤の紅白リレー。
逆転の期待がかかるこの競技は、どの運動会でも花形です。

さらに、5、6年生たちによる組み体操は、いつの年にも見る者に感動を与えてくれますが、今年は、ある小学校の組体操で「ドラマ」に出会い、涙を抑えることができませんでした。

その組体操は、最初一人から二人組み、三人組へと、さまざまに編隊を変えながら、徐々に大技に入っていきました。フィナーレは中心に三段の櫓を組んで、そこから放射線状に伸びた列の先端に小さなピラミッドを作り、最後は一斉に立ち上がるというものでした。

ところが、このフィナーレに、中央の櫓があと少しのところで崩れてしまいました。保護者のみなさんや他学年の生徒たちのため息と悲鳴の中央で、崩れたこどもたちは果敢に立ち上がり、先生方と「もう一回」、「もう一回」と合図しあっています。そして、再度櫓を組みなおし見事な3段の塔を完成させました。

当然ながら、その間に音楽は止まることなく進み、中央の櫓の外で列を作っていた生徒や先端の小さなピラミッドの生徒たちは、演技を終えようとしていました。しかし、校庭のざわめきの意味に気づくと、そのままぐっと力を込めて、中央の櫓が完成するまで耐え続け、最後は素晴らしいフィニッシュを見せてくれました。

音楽が止まった校庭に、嵐のような拍手が鳴り響き、感動が学校いっぱいに充満した瞬間でした。
失敗に負けないで頑張る上級生の姿は、下級生たちの胸に大切なものを残してくれたに違いありません。

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